令和2年6月21日(日)、私は馬主としてデビューした。JRA-VAN POG2020に参加し、10頭指名したが、指名馬の最初のレースがこの日行われたのだ。無論、馬主とは飽くまでペーパーオーナーのことであるが、私は馬主の気持ちでプレイすることと決めている。
今日は、指名馬のデビューについて感想を書くこととした。
【POG】ロジネイアデビュー!
初陣は函館芝1200m
ロジネイアは父エピファネイアと母パンデリング(母父キングカメハメハ)の間に生まれた女の子。黒鹿毛の馬体は漆黒の美しい馬体で、馬体重は422kgとやや小柄。そしてその背にはレジェンド武豊ジョッキーを乗せて初陣に臨む。
コースは函館芝1200mの右回り、涼しげな北海道の大地に優しく太陽が降り注ぐ。
12頭での出走となったが、ロジネイアは8枠12番。小回りで直線が短い函館で、かつ、ゆったりとした展開になる新馬戦にとって、苦戦必至の大外枠だ。
それでも単勝オッズ6.4倍の3番人気、母母にショウナンパンドラを持つ超良血馬なだけあって、注目が集まっていた。
ただし、1番人気ブルースピリットはグリーンデザート系×サドラーズウェルズ系の洋芝適正〇なタイプで、早期育成ナンバー1の中内田厩舎馬。馬体も482kgあり、ロジネイアより2,3段階成長している印象があった。さらには調教も順調とのこと。
よほど展開に恵まれない限りは勝てないだろうなと思いつつも、私は所有馬であるロジネイアの単勝馬券を、何の躊躇もなく10,000円購入した。私の馬券が、応援の気持ちがロジネイアに届けば良いと思った。
結果は惜しくも3着
全馬ゲートインを終えて、スタートした。大外枠ロジネイアは、誰よりも早く1歩目を踏み出したように見えた。しかし、内を見るような形でズルズルと後退していってしまう。まだレースに集中出来ていないようであった。
身体の成長よりも、心の成長が済んでいない姿に、「かわいいな」と思った。
後方集団でのレースとなったが、函館1200mは小さいスケールで行うからなのか、先行馬が早すぎるペースに自滅するケースも多い。それに、ロジネイアは血統柄瞬発力に自信があるタイプのため、まだまだチャンスはある。
3コーナーに目前というところから、名手武豊騎手の手が動き、ロジネイアはギアを1つ上げ、加速を始めた。
一気に抜き去って好位に着きたいところであるが、やはり箱が小さい。内が空くことなく、大外をぶん回す形で直線を向くこととなった。
先頭馬が残り1ハロンを切ったところで、ロジネイアは10番手位置。先頭との差は6馬身ほどある。
ロジネイアは大外を回して距離ロスをしており、残った体力に優位を見出すことはできない。後はどれだけの能力を持っているか、ただそれだけのこと。
左ムチが1発、トップギアに入る。グングン加速する。後方集団の他馬を置き去りにして飛び出した。ここからの100mは、きっと全馬中最速だったと思う。
しかし、追いつくことは出来ず、3着に敗れることとなった。
1着ブルースピリットの勝ちタイムは1:09.5の優秀タイムで、3着ロジネイアも1:10.2の好タイムだった。このクラスではいつでも勝つことが出来るタイムだと思う。
デビューレースを終えて
POGはゲームとはいえ、自分が心を込めて指名した馬が走ることに喜びを感じることが出来る素晴らしいものだと思う。
ロジネイアはまだ身体も心も幼いおてんば娘だ。もちろんそれらは、伸びしろが目一杯あることを示しているのであり、阪神JFを勝つかもしれないし、オークスを勝つかもしれないし、有馬記念だって勝つかもしれない。
私はペーパーオーナーとしてロジネイアの競争人生を見つめていきたい。次走はさらに人気するだろうけど、私は私の気持ちを送るために単勝馬券1万円購入したいと思う。
※POGへの参加はまだ間に合います。参加していない方はぜひ一緒に楽しみましょう!
⇒ https://jra-van.jp/pog/
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