このエピファネイア産駒は、前走がクビ差の2着だ。惜しかったんだよなぁ。今回は距離短縮だけど勝てるかな??
ハッハッハッハ、その馬は消しだろう!!お前何年競馬やってんだよ!
エピファネイア産駒の距離短縮は消しだ!
さて、馬券を買うときに、前走から距離延長や距離短縮した馬の『取捨選択』に困ることがありませんか?
前走で高いパフォーマンスを発揮出来た馬が、全然走らなくなる要因の1つに、距離変更が考えられます。同じ2000mでも、距離延長のときは激走したのに、距離短縮はさっぱりなんてことはよくある話です。
走るか走らないかの答えは、レースが終わってみないとわからないかもしれません。しかし、ヒントはあります。それが血統です。
この記事では、エピファネイア産駒を中心としたメジャー種牡馬の産駒について、距離変動への適正を分析しています。距離変動の分析結果を基に、回収率を爆上げさせましょう!
エピファネイア産駒の距離変動適正(買い・消し)
まずはエピファネイア産駒の距離変動適正について確認していきます。
エピファネイア産駒は距離短縮が苦手
エピファネイア産駒は、単に単勝を買い続けるだけで黒字となる超有力血統ですが、もちろん苦手とする条件があります。その1つが距離短縮です。
次の表を見れば一目瞭然です。
馬名 | 距離変動 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収 | 複勝回収 |
エピファネイア | 同距離 | 20- 22- 18-140/200 | 10.00% | 21.00% | 30.00% | 53 | 69 |
エピファネイア | 今回延長 | 12- 13- 13-109/147 | 8.20% | 17.00% | 25.90% | 295 | 87 |
エピファネイア | 今回短縮 | 5- 13- 5- 93/116 | 4.30% | 15.50% | 19.80% | 22 | 49 |
勝率、連対率、複勝率、単勝回収及び複勝回収の全てにおいて最下位成績です。余程自信のある馬以外は捨てるのがベターでしょう。距離短縮を切るだけで、エピファネイア産駒の回収率は爆上げできます。
エピファネイア産駒の買い目は距離延長!
勝率、連対率及び複勝率は同距離ローテが優勢ですが、距離延長時の単勝回収に注目してほしい。回収率295%という異常な数字を叩き出しています。
それもそのはず、距離延長で勝利した12勝のうち、2勝は単勝オッズ100倍以上。前走の成績に関わらず、距離延長時は爆走する可能性があるのがエピファネイア産駒です。
エピファネイア産駒の距離延長は積極的に狙っていきましょう!
距離延長が得意な種牡馬・距離短縮が得意な種牡馬
次に、代表的な種牡馬の比較による距離変動適正を確認していきます。今回は10頭を比較に使用しました。少し競馬をかじっている人ならだれもが知っている名種牡馬たちです。
距離延長が得意な種牡馬ランキング(複勝率)
ここに挙げた10頭全てが、同距離と比較して距離延長で成績を落としています。
ゴールドシップ産駒は9%、ダイワメジャー産駒は8.8%、キングカメハメハ産駒は8.7%、キズナ産駒は8.3%、オルフェーヴル産駒は7.8%、ロードカナロア産駒は5.3%と大幅に成績を落としています。
これらと比べてルーラーシップ産駒、ディープインパクト産駒、エピファネイア産駒は下げ幅が小さく、距離延長が得意だと言えます。(ハービンジャーは比較対象となる同距離の成績が低めなので、得意だとは言いづらい)
距離短縮が得意な種牡馬ランキング(複勝率)
距離短縮でまず注目したいのは、ロードカナロア産駒、ダイワメジャー産駒が同距離よりも成績が良い点です。2頭に共通するのは現役時に安田記念に勝利している点で、スピード重視の馬であること。距離短縮によって長所であるスピードが活きやすいため、成績が良いと思われます。
距離短縮は基本的に距離延長後のレースで発生します。ダイワメジャー産駒は距離延長で成績を大きく落とす血統のため、人気が下がった後の距離短縮は狙い目であると言えます。ダイワメジャー産駒の距離短縮は買いですね!
ゴールドシップ産駒は11.2%、エピファネイア産駒は10.2%、オルフェーヴル産駒は8.4%、ハービンジャー産駒は7.9%と大幅に成績を落としています。
いかがでしたか?種牡馬によって距離変動適正は大きく異なることがわかりましたね。距離延長や距離短縮は、簡単に取捨選択できる大きな要素ですので、しっかり押さえて稼ぎましょう!
エピファネイアについてさらに学習するなら下記を御覧ください。
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