先日POG指名馬のオレンジフィズが初勝利を収めましたが、2020年8月1日(土)は2頭のPOG指名馬が出走します。
POGは全てエピファネイア産駒で勝負していますが、今のところ戦績は(1-1-3-0/5)で、なんと複勝率100%です。
今週出走の指名馬も、十分に勝利を狙える仔たちのため、応援よろしくお願いします!
・ロジネイア(父エピファネイア、母パンデリング)
・アルムファーツリー(父エピファネイア、母チャーリーズ)
ロジネイア(0-1-1-0/2)
ロジネイアは、次のレースがデビュー3戦目。1レース目は3着、2レース目は2着と順調に順位を上げています。
過去2戦はいずれも函館芝1200mでしたが、今回は札幌芝1500mに出走のため、距離延長となります。ロジネイアは、血統的に1600mや2000mが得意な馬で、今回の距離延長は追い風となりそうです。
人気となりそうなのは、ロジネイアのほか、前走『ジャガランダレーン』に敗れて2着となった『ジャンカズマ』、『ブルースピリット』に敗れて2着となった『ボルゲリ』、『カイザーノヴァ』と2馬身差で3着に敗れた『デルマカンノン』あたりです。
ここで挙げた3頭が惜敗したレースは、いずれもレベルの低いレースではありませんでしたので、簡単に勝つことはできないでしょう。しかし、この3頭がキャリア1戦なのに対して、ロジネイアはキャリアが2戦あります。
鞍上も変わらず池添ジョッキーですし、折り合いも問題ないと思いますので、なんとか勝利してくれると願っています。
枠 | 馬番 | 馬名 | 性別 | 年齢 | 騎手 | 斤量 | 調教師 | 種牡馬 | 母 | 母父 |
1 | 1 | ドルチェヴィータ | 牝 | 2 | 菱田裕二 | 54 | 西橋豊治 | トランセンド | ジョロキアキャット | タニノギムレット |
2 | 2 | デルマカンノン | 牝 | 2 | 国分恭介 | 54 | 五十嵐忠 | スピルバーグ | マスターマイン | Belong to Me |
3 | 3 | ジャンカズマ | 牡 | 2 | ルメール | 54 | 安田翔伍 | ハービンジャー | モンローブロンド | アドマイヤベガ |
4 | 4 | ボルゲリ | 牡 | 2 | 横山和生 | 54 | 大江原哲 | ロードアルティマ | キャンティユッキ | マヤノトップガン |
5 | 5 | セイウンオードリー | 牡 | 2 | 団野大成 | 53 | 深山雅史 | リーチザクラウン | ゴールドアシュレイ | マヤノトップガン |
6 | 6 | ロジネイア | 牝 | 2 | 池添謙一 | 54 | 古賀慎明 | エピファネイア | パンデリング | キングカメハメハ |
7 | 7 | エイシンギアアップ | 牡 | 2 | 岩田康誠 | 54 | 中尾秀正 | エイシンフラッシュ | エーシンパナギア | エイシンサンディ |
8 | 8 | ナムラアダーラ | 牝 | 2 | 丹内祐次 | 54 | 石栗龍彦 | ジョーカプチーノ | ナムラビーム | スウェプトオーヴァーボード |
8 | 9 | ビップレックス | 牡 | 2 | 大野拓弥 | 54 | 松下武士 | ミッキーアイル | コンカラン | ジャングルポケット |
アルムファーツリー(0-0-1-0/1)
アルムファーツリーは、前走4番人気の中で、2着馬『フォティノース』にハナ差の3着と健闘してくれました。
アルムファーツリーは、スタートが良く、前向きな気性をしていますが、しっかり溜めてから末脚を活かすことができる馬のため、直線が長い方が向いていると感じています。
前走は阪神芝1600mでしたが、今回は新潟芝1600mです。距離は変わりませんが、直線が伸び、アルムファーツリーにとって好条件となりました。また、今回は17頭立ての17番を引きましたが、新潟1600mは急なスパイラルカーブの1ターンレースのため、外枠が有利な展開が期待できます。
前走でハナ差先着を許した相手である『フォティノース』が最大のライバルとなりそうですが、十分勝ち負けできる条件だと思います。
枠 | 馬番 | 馬名 | 性別 | 年齢 | 騎手 | 斤量 | 調教師 | 種牡馬 | 母 | 母父 |
1 | 1 | ブレスロガール | 牝 | 2 | 江田照男 | 54 | 菊川正達 | ディープスカイ | トキノメイゲツ | クロフネ |
1 | 2 | ジョウショーキウン | 牡 | 2 | 川須栄彦 | 54 | 服部利之 | カレンブラックヒル | ボロブドゥール | ハイアーゲーム |
2 | 3 | クレマチステソーロ | 牝 | 2 | 菅原明良 | 52 | 高木登 | Kingman | ドゥケシーナ | Henrythenavigator |
2 | 4 | キャロライナリーパ | 牝 | 2 | 岩田望来 | 53 | 寺島良 | ディープブリランテ | スネガエクスプレス | ウォーエンブレム |
3 | 5 | ゴールドベレー | 牡 | 2 | 北村宏司 | 54 | 青木孝文 | エピファネイア | ハチマンダイボサツ | マーベラスサンデー |
3 | 6 | ヴォスペランツァ | 牡 | 2 | 菊沢一樹 | 53 | 加用正 | トーセンラー | ティファイファイ | スターリングローズ |
4 | 7 | ドナウエレン | 牝 | 2 | 川田将雅 | 54 | 高野友和 | モーリス | ドナウブルー | ディープインパクト |
4 | 8 | ヤマノグリッターズ | 牡 | 2 | 嘉藤貴行 | 54 | 田中清隆 | エイシンフラッシュ | コーラルグリッタ | ゼンノロブロイ |
5 | 9 | フォティノース | 牝 | 2 | 福永祐一 | 54 | 杉山晴紀 | ドゥラメンテ | スキア | Motivator |
5 | 10 | インペリアルツアー | 牡 | 2 | 吉田豊 | 54 | 加藤和宏 | トゥザグローリー | ツールドコルス | ウインデュエル |
6 | 11 | クリノキコウシ | 牡 | 2 | 鮫島克駿 | 54 | 高橋義忠 | ルーラーシップ | シャイナムスメ | ブライアンズタイム |
6 | 12 | マイネルニルソン | 牡 | 2 | 柴田大知 | 54 | 飯田雄三 | ラブリーデイ | エメラルコヨーテ | ネオユニヴァース |
7 | 13 | セイウンロミオ | 牡 | 2 | 内田博幸 | 54 | 田村康仁 | ドゥラメンテ | ラブジュリエット | フサイチコンコルド |
7 | 14 | トーホウスザク | 牡 | 2 | 松若風馬 | 54 | 谷潔 | トーホウジャッカル | トーホウドルチェ | サウスヴィグラス |
8 | 15 | エクスカリバー | 牡 | 2 | 小林凌大 | 51 | 大江原哲 | ブラックタイド | リヴィアローズ | Galileo |
8 | 16 | マイネルキュリアス | 牡 | 2 | 宮崎北斗 | 54 | 菊川正達 | グラスワンダー | ストレンジラブ | ネオユニヴァース |
8 | 17 | アルムファーツリー | 牝 | 2 | 西村淳也 | 54 | 川村禎彦 | エピファネイア | チャーリーズ | キングカメハメハ |
レース結果
ロジネイアは3番人気の中、耐えることができずに4着、アルムファーツリーは5番人気の中、伸び切ることができずに4着に敗れてしまいました。
ロジネイアは、勢いよくスタートを切ると、そのまま出足を伸ばしてハナに立った。前走で1200mで連対しただけあり、スピードはなかなかのものだった。
しかし、ハイペースとまではいかないものの、よどみないペースで道中進んだことにより、温存しきれていない脚の中で、少し早めにスパートしてしまった。
ラップを見るとラスト1ハロンで急激に減速しており、ほんの少しの溜めが出来れば、90秒を切ることができたと予想します。
それでも1着の『ジャンカズマ』は89.6でゴールしていますので、届かなかったわけですから、相手を褒めるべきだと思います。ジャンカズマ強かった!ナイスレース!
アルムファーツリーは、スタートで予想より半馬身出遅れた。1ターンの新潟1600mでは最初の直線が長く、大外で整った芝の上を走れる分、同じ消費エネルギーでも前目に着けられると思っていた。
しかし、中団よりやや後方を選択したため、直線一気の戦法を狙うのかと思いきや、3コーナーから加速をし始めた。
新潟のスパイラルカーブは登って下って長い直線に入る設計になっており、3コーナー(登り坂)からの加速は、5ハロン走り切ることとなり、苦しく効率が悪い印象。
スタートから直線までに好位置をキープするか、登り坂を我慢し、下り坂からの加速を選択していれば、結果は違ったかもしれないと思えたレース。
ラスト3ハロンは『34.4』を計測しており、次走あたりで勝利を掴むことも可能かもしれません。
近い将来、ロジネイアとアルムファーツリーの勝利がみられそうで何よりです☆
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