当ブログは、アフィリエイトプログラムによる商品紹介を行っています。

【解説】ヴィクトリアマイルの勝ち馬は安田記念でも勝てるレベル

【解説】ヴィクトリアマイルの勝ち馬は安田記念でも勝てるレベル

こんにちは、競馬タクティクス編集長のリムクロです。

2週連続G1レースの馬券が好調なため、少しでも読者の皆さんの役に立てればと、今週のG1レースについて少しだけ語りたいと思います。

今週開催されるG1レースは、東京マイルで開催される、ヴィクトリアマイルです。

ヴィクトリアマイルの特徴と言えば、『牝馬限定G1』というところでしょう。

『牝馬限定』と聞くと、混合レースに比べて低レベルだと思われる方も多いと思います。

しかし、それは間違いです。ヴィクトリアマイルの勝ち馬は、安田記念でも勝てるレベルの馬なのです。

ヴィクトリアマイルの勝ち馬は牝馬最強クラス

ヴィクトリアマイルの勝ち馬は牝馬最強クラス

まず初めに、過去10年のヴィクトリアマイルの勝ち馬を見てみましょう。

ヴィクトリアマイル勝ち馬(過去10年)
  • 2020年:アーモンドアイ
  • 2019年:ノームコア
  • 2018年:ジュールポレール
  • 2017年:アドマイヤリード
  • 2016年:ストレイトガール
  • 2015年:ストレイトガール
  • 2014年:ヴィルシーナ
  • 2013年:ヴィルシーナ
  • 2012年:ホエールキャプチャ
  • 2011年:アパパネ

2020年のアーモンドアイは最多G1勝利の歴史的名馬ですし、2019年ノームコアは香港Cを勝利し、2015,16のストレイトガールは当該レースを2連覇の他、スプリンターズSも勝利しています。

また、2013,14年のヴィルシーナは、ジェンティルドンナの存在がなければ牝馬3冠を達成していたでしょうし、アパパネは牝馬3冠を達成した馬です。

勝ち馬の一覧を見るだけでも、牝馬最高クラスが集っていることがわかります。

牝馬限定=低レベルとは限らない

牝馬限定=低レベルとは限らない

下級クラスにおいては、牝馬が牡馬に劣る場合が多く、斤量差が2キロあっても、勝てないシーンは多くあります。

しかし、芝G1レースに目を向けてみると、結果は大きく変わってきます。2020年の芝G1レースの勝ち馬の性別を見てみましょう。

馬 9 勝 : 牡 馬 7 勝

牝馬限定レースを除いても、G1レースで勝っているのは牝馬の方が多い状況です。

中でも古馬で勝利した牡馬は、天皇賞・春のフィエールマンのみであり、その他のグランプリレースは全て牝馬が勝利しています。

日本の高速馬場では、少なくとも古馬G1という舞台において、2キロ減で臨める牝馬の方が高レベルと言えるかもしれません。

牝馬限定ならこの馬でも足りるは間違い

牝馬限定ならこの馬でも足りるは間違い

ヴィクトリアマイルは、牝馬限定レースのため、低レベルだと認識されており、多少能力が低い馬でも勝てると思われがちです。

しかし、そんなことはありません。ヴィクトリアマイルの勝ち馬は、安田記念の勝ち馬と遜色ありません。過去10年間の東京マイル重賞の比較をご覧いただければわかりやすいと思います。

レース名平均タイムA 初 5FB 残 3FA 1F当たりB 1F当たり
全体93.1 59.3 33.8 11.9 11.3 -0.6 
安田記念91.7 58.0 33.7 11.6 11.2 -0.4 
ヴィクトリアM91.7 58.1 33.6 11.6 11.2 -0.4 
NHKマイルC92.9 58.7 34.2 11.7 11.4 -0.3 
富士S93.0 59.4 33.6 11.9 11.2 -0.7 
東京新聞杯93.3 59.9 33.4 12.0 11.1 -0.8 
サウジアラビアRC93.6 60.1 33.5 12.0 11.2 -0.9 
クイーンC94.1 59.9 34.2 12.0 11.4 -0.6 
アルテミスS94.6 60.8 33.8 12.2 11.3 -0.9 

このデータは、過去10年間の東京マイル重賞のうち、良馬場で開催されたデータのみを集約しています。

平均タイム、道中のペース、上がりタイムの全てにおいて、安田記念と類似しており、レベル差がないことがわかるはずです。

道中のペースは安田記念以外のレースと比べて非常に速いため、基礎スピードの低い馬にとっては、ついていくだけでも精一杯です。

また、1000メートルを58.1で逃げたとしても、上がりは33.6をキープしないといけないため、持続力と根性が試されます。

このように、ヴィクトリアマイルに勝つためには、非常に高い能力と東京マイル適正が要求されるため、リピーターも多いレースとなっています。

終わりに

終わりに

本日は、ヴィクトリアマイルに関するデータのほんの一部と、考え方について解説してきました。

今後出走表が決定しましたら、データから自動的に印を算出する『LC』と、私『リムクロ』及び副編集長の『ヤマサシ』の予想を掲載しますので、そちらも御覧ください。

読者の皆さんのお役に立てるよう頑張って予想していきます!

関連記事:2021.5.16(日)第16回ヴィクトリアマイル(G1)東京競馬場 芝1600m 左回り

コメント

タイトルとURLをコピーしました