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【名馬列伝】アヴェンチュラ~怪我に悩まされた冒険者~

プロフィール

馬名:アヴェンチュラ
生年月日:2008年3月7日
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
調教師:角居勝彦

血統

父:ジャングルポケット(東京優駿(日本ダービー)、ジャパンC)
母:アドマイヤサンデー
母父:サンデーサイレンス(サンタアニタダービー、ケンタッキーダービー、プリークネスS、スーパーダービー、BCクラシック、カリフォルニアンS)

競走成績

競走成績
  • 2010.06.20 2歳新馬 1着 阪神 芝 1600m 福永(54)
  • 2010.10.02 札幌2歳S(G3) 2着 札幌 芝 1800m 池添(54)
  • 2010.12.12 阪神JF(G1) 4着 阪神 芝 1600m 和田(54)
  • 2011.07.30 漁火S 1着 函館 芝 1800m 池添(52)
  • 2011.08.14 クイーンS(G3) 1着 札幌 芝 1800m 池添(52)
  • 2011.10.16 秋華賞(G1) 1着 京都 芝2000m 岩田(55)
  • 2011.11.13 エリザベス女王杯(G1) 2着 京都 芝 2200m 岩田(54)

通算成績:7戦4勝[4-2-0-1]
獲得賞金:2億1634万円
主な勝鞍:秋華賞

ストーリー

2歳(2010年)

アヴェンチュラは2008年3月7日、で誕生した。

6月20日、阪神芝1600mでデビュー戦を迎える。この年は、名馬のディープインパクト産駒が初年度であり注目を浴びていた中で2番人気となった。レースは中団から進めると最後の直線では前の馬たちを上がり3ハロン34.4秒の好タイムで末脚を繰り出し捉えていく。結局3馬身以上突き放す圧勝劇でデビュー戦初勝利となった。

10月2日、3ヶ月以上じっくり休養し、迎えた2戦目は札幌芝1800m札幌2歳S(G3)で重賞デビューとなった。人気は同じくデビュー戦を圧勝していたアドマイヤセプターに次ぐ2番人気となった。レースはお互い道中真横で牽制しあう中、3番人気オールアズワンが先行策で最後の直線勝負を先に抜け出すと、中団から末脚を発揮し足を伸ばすが追いつけず2着と惜敗してしまう。

12月12日、2歳G1である阪神芝1600m阪神JF(G1)へ出走。人気はデイリー2歳S(G2)を勝って勢いに乗るレーヴディソールが1倍台の1番人気で、前走の好走もあり3番人気となった。レースはスタート直後から馬群についていけず、後方3番手を追走。レーヴディソールの真後ろに着きペースを図るが、最後の直線勝負で必死で追い込みを見せる。しかし、レーヴディソールの末脚に及ばずどんどん離され4着に敗れてしまう。その後に右前第三手根骨骨折が判明し長期療養に入ることになった。

3歳(2011年)

復帰初戦は函館芝1800m漁火Sへ出走。レースは復帰前とは違い先行策で進めると、最後の直線では先頭に立ち突き抜ける。1番人気シルクアーネストの追い込みも退け2馬身以上離し復帰初戦を快勝で飾った。

8月14日、重賞初勝利を狙い札幌芝1800mクイーンS(G3)に出走する。前走の内容と軽量ハンデが効き1番人気に推される。レースは中団前めで進めると、最後の直線勝負ではあっさり先頭に立ち粘りを図る。追い込み勢が一気に追い込んでくる中、クビ差で粘り見事1着で重賞初勝利を飾る。

10月16日、怪我により初のクラシック京都芝2000m秋華賞(G1)へ出走する。人気はクラシック2戦で好走しているホエールキャプチャが1番人気で、それに次いでの2番人気となった。これは桜花賞を制したマルセリーナを差し置いての人気となっている。レースは好スタートから連勝した時と同様に2、3番手につける展開へ持っていく。3コーナー辺りから息を入れ始めスパートをかけると、最後の直線大逃げし一杯になったメモリアルイヤーをあっさり捉えると突き抜けにかかる。差は中々縮まらないがゴールは近づいていき、追ってくるキョウワジャンヌとホエールキャプチャを退け見事G1初制覇となった。

11月13日、G1連勝へ向けて京都芝2200mエリザベス女王杯(G1)へ出走する。人気は連覇をかける海外G1レース3勝の海外馬スノーフェアリーが1番人気で、それに次ぐ2番人気となった。レースはスタートで少し後手を踏んだが中団に取りつけると、内ラチ沿いで経済コースを追走する。大逃げするシンメイフジがマイペースの逃げを図ると、レースは動きがさほどなく最後の直線へ。残り1ハロンで息が一杯になったシンメイフジをホエールキャプチャ・アパパネともに捉えると、3頭の追い込み勝負を制したに見えた。しかし、馬群の中から一気に追い込んできたスノーフェアリーに捉えられ惜しくも2着と敗れてしまう。その後は両第3手根骨骨折が判明し、またも長期療養に入ることになる。その後も復帰に向けて準備を進めていたが、今度は左前第3手根骨骨折が判明し、復帰に時間がかかることから競走馬としての引退を余儀なくされた。

繁殖牝馬(2012年~)

引退から翌年、ノーザンファームで繁養馬となる。しかし現在7頭の繫殖しているが、未だ未勝利を勝ち上がったのが2頭のみで1勝クラスも制していない状況となっている。現在も繁殖牝馬としての活躍を目指している最中である。

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