2019.10.20 京都競馬場 菊花賞G1(リムクロ)

皆さんこんばんは、編集長のリムクロです。

秋G1の3線目、3歳三冠レースの最後を締めくくる対決、菊花賞ですね。

京都競馬場芝3000mで行われるこのレースは、1938年に創設された長い歴史のあるレースです。

菊花賞は、3000mを走り切るスタミナ、道中でスタミナを温存するための折り合いの良さ、上がり3ハロンで一気に駆け抜ける瞬発力の3拍子が必要になるレースです。

3000m級の重賞レースはほとんどなく、どの馬が3000mを良いタイムで駆け抜けれるかは実績のみを元にして確認するのは難しいため、今日は血統データも用いてから勝ち馬を導き出したいと思います。

まずは過去10年のレースの勝ち馬を見ていきましょう。

馬場状態馬名性別馬体重騎手斤量頭数馬番人気単勝オッズタイム1角2角3角4角上がり3F調教師所属馬主名生産者名
9スリーロールス498浜中俊57181819.23.03.5335435.2武宏平永井商事武牧場
10ビッグウィーク450川田将雅57186723.23.06.1332234.4長浜博之谷水雄三カントリー牧場
11オルフェーヴル466池添謙一57181411.43.02.810106334.6池江泰寿サンデーレーシング社台コーポレーション白老ファーム
12ゴールドシップ500内田博幸5718111.43.02.917174235.9須貝尚介小林英一出口牧場
13エピファネイア486福永祐一5718311.63.05.2332235.9角居勝彦キャロットファームノーザンファーム
14トーホウジャッカル484酒井学5718236.93.01.0555234.5谷潔東豊物産竹島幸治
15キタサンブラック530北村宏司57184513.43.03.95510835清水久詞大野商事ヤナガワ牧場
16サトノダイヤモンド498ルメール5718312.33.03.3889534.1池江泰寿里見治ノーザンファーム
17キセキ488M.デム57181314.53.18.9141412739.6角居勝彦石川達絵下河辺牧場
18フィエールマン480ルメール571812714.53.06.1775633.9手塚貴久サンデーレーシングノーザンファーム

まずは、勝ち馬の分析から行います。

善戦するのと勝つのとはやはり違います。

ハナ差、クビ差であろうと5馬身差であろうと、勝ちは勝ち。その差は大きいのです。

血統分析

1着馬はサンデーサイレンスの血を受け継ぐ馬

馬名父馬名母馬名母の父馬名
9スリーロールスダンスインザダークスリーローマンブライアンズタイム
10ビッグウィークバゴタニノジャドールサンデーサイレンス
11オルフェーヴルステイゴールドオリエンタルアートメジロマックイーン
12ゴールドシップステイゴールドポイントフラッグメジロマックイーン
13エピファネイアシンボリクリスエスシーザリオスペシャルウィーク
14トーホウジャッカルスペシャルウィークトーホウガイアUnbridled’s Song
15キタサンブラックブラックタイドシュガーハートサクラバクシンオー
16サトノダイヤモンドディープインパクトマルペンサOrpen
17キセキルーラーシップブリッツフィナーレディープインパクト
18フィエールマンディープインパクトリュヌドールGreen Tune

ここから系統の掛け合わせで考えると次のとおりです。

スリーロールスは、ダンスインザダーク(サンデーサイレンス系)×ブライアンズタイム系

ビッグウィークは、バゴ(ブラッシングルーム系)×サンデーサイレンス系

オルフェーヴルは、ステイゴールド(サンデーサイレンス系)×パーソロン系

ゴールドシップは、ステイゴールド(サンデーサイレンス系)×パーソロン系

エピファネイアは、シンボリクリスエス(ロベルト系)×スペシャルウィーク系

トーホウジャッカルは、スペシャルウィーク(サンデーサイレンス系)×ファピアノ系

キタサンブラックは、ブラックタイド(サンデーサイレンス系)×サクラバクシンオー系

サトノダイヤモンドは、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)×ダンジグ系

キセキは、ルーラーシップ(キングカメハメハ系)×ディープインパクト系

フィエールマンは、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)×ニジンスキー系

1着馬は、全てサンデーサイレンス系の血統から成る馬です。

しかし、日本競馬会の活躍した馬のほとんどはサンデーサイレンス系なので、これだけの情報では、マル外のユニコーンライオンと、影響が少ない配合分のヒシゲッコウ、カウディーリョ、ラブリネスオブパリくらいしか外すことができないので、もうちょっと絞り込んでいきます。

菊花賞で勝てるサンデーサイレンス産駒の種牡馬

サンデーサイレンス系について考えるとき、サンデーサイレンス産駒で活躍した子を思い浮かべると判ることがある。

サンデーサイレンス産駒は短距離で活躍した馬から長距離で活躍した馬までずらっと並んでいる。

これはつまり、特性ではなく、単に能力が桁違いに高かったのだと言える。

つまり、サンデーサイレンスの血は、距離を凌駕するほどの圧倒的な強さがあり、合わせる血によって新たな特性の子が生まれるのだと考える。

そして、その特性は次世代に引き継がれていく。

では、サンデーサイレンスの子に目を向けてみよう。

過去10年の勝ち馬から、サンデーサイレンス産駒を見てみる。

サンデーサイレンス×2

ステイゴールド×2

スペシャルウィーク×2

ブラックタイド×1

ディープインパクト×3

ということになり、サンデーサイレンスの直子を除くと、ステイゴールド、スペシャルウィーク、ブラックタイド、ディープインパクトの4頭の子しか勝っていない。

当てはまる馬

1 ザダル サンデーサイレンス→ディープインパクト→トーセンラー

5 ワールドプレミア サンデーサイレンス→ディープインパクト

8 メロディーレーン サンデーサイレンス→ステイゴールド

14 サトノルークス サンデーサイレンス→ディープインパクト

17 タガノディアマンテ サンデーサイレンス→ステイゴールド

18 メイショウテンゲン サンデーサイレンス→ディープインパクト

当てはまらない馬

2 ニシノデイジー サンデーサイレンス→アグネスタキオン

3 カリボール サンデーサイレンス→ハーツクライ

4 ユニコーンライオン サンデーサイレンス含まれない

5 ディバインフォース サンデーサイレンス→ゼンノロブロイ

7 ヒシゲッコウ サンデーサイレンス→アズサユミ(繁殖牝馬)

9 ヴァンケドミンゴ サンデーサイレンス→アグネスタキオン

10 カウディーリョ サンデーサイレンス→ ディアデラノビア(繁殖牝馬)

11 シフルマン サンデーサイレンス→ラブリネスオブパリ(繁殖牝馬)

12 レッドジュニアル サンデーサイレンス→マンハッタンカフェ

13 ヴェロックス サンデーサイレンス→ハーツクライ

15 ホウオウサーベル サンデーサイレンス→ハーツクライ

16 ナイママ サンデーサイレンス→ダノンバラード

相性の良い相手馬の血統

オルフェーヴル ステイゴールド×(トゥルビヨン系×ニアークティック系)

ゴールドシップ ステイゴールド×(トゥルビヨン系×エクリプス系)

サトノダイヤモンド ディープインパクト×(ニアークティック系×ロイヤルチャージャー系)

キセキ ルーラーシップ(ネイティヴダンサー系)×(ディープインパクト×ニアークティック系)

フィエールマン ディープインパクト×(ニアークティック系×ネイティヴダンサー系)

共通項として、ステイゴールドにはトゥルビヨン系を、ディープインパクトにはニアークティック系を組み合わせる形の配合で成立されています。

しかし、先ほどの当てはまる馬は、この組み合わせ系統についても全て当てはまるため、血統で絞るのはここまでとします。

競走成績

3000mのレースを経験している馬はいませんが、前走の傾向として判っているのが、神戸新聞杯やセントライト記念で活躍した馬は、菊花賞においても活躍します。

そして、セントライト記念よりも、神戸新聞杯の方がその頻度は高いです。

恐らく、神戸新聞杯が開催される阪神2400mは坂道の関係からタフさや瞬発力を求められるため、菊花賞と必要な能力が共通しているのだと思います。

では、神戸新聞杯とセントライト記念を前走に選択した馬の、前走成績を見ていきましょう。

神戸新聞杯

2着 ヴェロックス

3着 ワールドプレミア

4着 レッドジェニアル

5着 ユニコーンライオン

6着 シフルマン

セントライト記念

2着 サトノルークス

3着 ザダル

5着 ニシノデイジー

6着 タガノディアマンテ

9着 ナイママ

11着 メイショウテンゲン

脚質と馬番

菊花賞は、スタミナと瞬発力の両方が求められる構造上、逃げや追い込みで勝つ馬はまず現れません。

先行馬が勝つことが一番多く、差しが届くこともそれなりにあるといったところです。

今回のレースは目立った逃げ馬もいないため、恐らくペースはスロー気味になると思いますので、なお、先行馬が有利になると思われます。

また、菊花賞はスタート直後に第1コーナーを迎えるため、内枠が有利になりやすいが、今年は天候により内枠が荒れているため、あまり有利要素と考えすぎない方が良いと考えます。

むしろ、中ほどの枠を引いた馬が一番有利になる可能性もありそうですね。

馬券予想

◎ ワールドプレミア

血統、前走成績、能力を見たときに、この馬が勝利する可能性が一番高いと考えます。

前走は長期の休み明けで万全でない中の3着でしたが、直線の伸びが凄く、あの展開でよく3着になれたなというのが感想でした。

少し気性の荒いところは見せますが、直線は外に出して伸ばして勝利を掴むでしょう。

〇 ヴェロックス

神戸新聞杯の内容は良かったと思います。優勝馬のサートゥルナーリアが強すぎましたね。

それに、重賞を勝利していないものの、ずっと安定したレースができている。

元々ジャスタウェイ産駒は菊花賞で大活躍していましたし、能力のあるこの馬だったら馬券に絡んでくると思います。

若葉ステークスでは、稍重の中阪神2000mを走り、ワールドプレミアに3馬身差で勝利したという実績もあります。

▲ レッドジュニアル

サンデーサイレンス→マンハッタンカフェですが、マンハッタンカフェ産駒で天皇賞春の優勝馬もいますし、スタミナ面では問題ないと考えます。

神戸新聞杯は強者揃いであったため、馬券には絡めませんでしたが、この馬も逆転を狙える力を持っている。京都新聞杯では、ダービー馬ロジャーバローズに勝利もしている。

△ サトノルークス

血統的には、問題なく走れそう。

前走のセントライト記念での走りも良かった。

阪神2200での勝利も経験しており、タフさも問題ないと思います。

馬券に絡んでくる可能性が十分にあります。

△ ニシノデイジー

血統的に中距離向きかなというところですが、前走のセントライト記念は大外を走る不利展開の中、上がり3Fは35.0秒でしたし、一番長い距離を走っていたので、スタミナの豊富さが目に入りました。

今回鞍上はルメール騎手に乗り替わりましたし、今日の4連勝の勢いそのままに、明日の菊花賞も狙いに行くと思いますので、押さえで△を打ちました。

以上、リムクロの予想です。

なお、LCは以下のとおりです。

LC予想

馬番馬名性別年齢騎手斤量LC値調教師種牡馬母父
 11ザダル3石橋脩5763.174大竹正博トーセンラーシーザシーLemon Drop Kid
12ニシノデイジー3ルメール57133.14高木登ハービンジャーニシノヒナギクアグネスタキオン
 23カリボール3藤井勘一5730.01須貝尚介ジャスタウェイレイズアンドコールサクラバクシンオー
 24ユニコーンライオン3岩田康誠5740.909矢作芳人No Nay NeverMuravkaHigh Chaparral
35ワールドプレミア3武豊5777.622友道康夫ディープインパクトマンデラAcatenango
 36ディバインフォース3横山典弘5718.185寺島良ワークフォースツクバビューティゼンノロブロイ
 47ヒシゲッコウ3スミヨン5735.332堀宣行ルーラーシップラルケットファルブラヴ
 48メロディーレーン3坂井瑠星5512.738森田直行オルフェーヴルメーヴェMotivator
 59ヴァンケドミンゴ3藤岡佑介5728.175藤岡健一ルーラーシップアンフィルージュアグネスタキオン
 510カウディーリョ3M.デム5738.549堀宣行キングカメハメハディアデラノビアサンデーサイレンス
 611シフルマン3松山弘平5726.703中尾秀正ハービンジャーラブリネスオブパリサンデーサイレンス
612レッドジェニアル3酒井学5769.106高橋義忠キングカメハメハレッドアゲートマンハッタンカフェ
713ヴェロックス3川田将雅57175.715中内田充ジャスタウェイセルキスMonsun
 714サトノルークス3福永祐一5761.714池江泰寿ディープインパクトリッスンSadler’s Wells
 715ホウオウサーベル3蛯名正義5730.603奥村武ハーツクライバランセラAcatenango
 816ナイママ3柴田大知5741.694武藤善則ダノンバラードニシノマドカジャングルポケット
817タガノディアマンテ3田辺裕信5768.072鮫島一歩オルフェーヴルタガノレヴェントンキングカメハメハ
 818メイショウテンゲン3池添謙一5748.561池添兼雄ディープインパクトメイショウベルーガフレンチデピュティ

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