【分析】2021年最強馬は？タイムレート指数でランキング100！

こんにちは、競馬タクティクス編集長のリムクロです。

この記事では、2021年の『最強馬ランキング』を発表していきます。

一口に最強馬と言っても、様々な視点や考え方があり、満場一致で最強馬を決めるのは難しいです。

私の中でもたくさんの視点・考え方があり、最強馬は複数います。

このため、最強馬を決めるなんて意味のないことかもしれませんが、余興として楽しむために、１つの視点・１つの考え方に絞ったランキング100を発表していきます。

私の馬鹿馬鹿しいランキングを、2021年の競馬を思い出しながら、楽しんでいただけたら幸いです。

最強馬の定義

競走馬の強さにはたくさんの要素があり、能力には偏りがあるため、その馬にとって最適な条件は異なります。

仮に競走馬全頭が同時にレースを行ったとしても、『馬場が悪かった』『距離が長すぎる』『右回りなら勝てた』というように、開催される条件によって有利不利が生じるため、簡単に最強馬を決定できるわけではありません。

日本の平地競走は、G1レースが24冠あるため、全て別々の馬が勝った場合には、24頭の最強馬がいると言っても過言ではないでしょう。

このため、さらに絞り込み『最強馬』を決定するためには、定義づけを行う必要があります。

最強馬をタイムレート指数で決定！

日本では、『日本ダービー』を勝つことが最高名誉であり至上命題とされることが多く、血統もそれに沿った配合となっているため、結果として中長距離のレベルが最も高いと言われています。

「じゃあダービー馬とかジャパンカップ馬が最強で良くね？それとも天皇賞・秋？」と思った方もいると思いますが、必ずしもそうではないはずです。

例えば、2013年のダービーはキズナ、天皇賞・秋はジャスタウェイ、ジャパンカップはジェンティルドンナがそれぞれ勝利しており、どの馬も名馬であると言えますが、最強馬は？と問われたら『スプリント王・ロードカナロア』が回答の最有力ではないでしょうか。

このように、単純にレースに優劣をつけても意味がないと感じたため、私は、タイムによって最強馬を決定することにしました。

もちろん、単純にタイムを比較すると、新潟1000直の外枠馬がずらっと上位に並ぶことになるため、条件別に係数を掛け合わせることで公平に比較することができるようにしています。

タイムレート指標の算出方法

私がこのランキング用に考えたタイムレート指数は、次のような計算式で算出しています。

この計算式は、100ｍ当たりのタイムを算出し、レートを掛け合わせる方法ですね。

レートの中身は、①コース②馬場③競馬場レベルの３つです。なお、斤量は年齢性別ハンデの複合要因によって決定されるもののため、含んでいません。

レートを設定するためには、標準となる中央値が必要であるため『東京芝2000ｍ 良芝 （天皇賞・秋等）』と設定しています。全てのレートについては、別ページ『タイムレート指数の係数表』に張り付けておきますので興味のある方はご覧ください。

なお、単純にタイムを出すだけではピンと来ないので、１０００点満点の得点化をしています。ちなみに、過去10年間で最も得点が高かったのは、2018ジャパンCのアーモンドアイ１０００点、ダート最高点は2019チャンピオンズCのクリソベリル９９５点です。

最強馬ランキング

説明は、以上で終了しましたので、早速ランキングを紹介していきます！

※タイムレート指数が高くても、6着以下の場合は除外しています。

最強馬ランキング１００位～５１位

あなたが思う最強馬は出てきましたか？まだまだ上には延べ５０頭が控えています。早速見ていきましょう！

最強馬ランキング５０位～３１位

あなたが思う最強馬は出てきましたか？ヴィクトリアMは５着馬が３７位にランクインするほどの高レベルレースでした。こういう見方の面白さもありますね。さぁ、ここからベスト３０位！

最強馬ランキング３０位～１１位

あなたが思う最強馬が出てきましたか？ここで出てきていなかったらTOP１０入りかも？それにしても、３歳馬の多さに驚く・・・。TOP10も３歳馬が大暴れ！？

最強馬ランキングTOP１０

あなたが思う最強馬が出てきましたか？栄えある１位は、日本ダービー勢を抑えて、グランアレグリアとなりました！

日本ダービーは、TOP１０に５頭ランクインするほどの高水準レース。2022年にも主役級として活躍してくれるでしょう。

４位のラヴズオンリーユーは、クロノジェネシスを抑えて最優秀古牝馬に選出されたのも納得ですね。

皆さんいかがでしたでしょうか。「面白かったよ！」「また作ってね！」などと思っていただけたら幸いです。２０２２年も競馬を思う存分楽しみましょう！